7月の紅茶『マンゴートロピカル』

2023年07月01日

7月に入りアイスティーをますます欲する季節です。今月の紅茶はCold Brew Tea(水出し紅茶)から『マンゴートロピカル』です。

■Cold Brew Tea(水出し紅茶)とは?

Cold Brew Tea(水出し紅茶)とは名前の通り、水で抽出する紅茶のことです。熱湯で抽出した後に冷まして作るアイスティー(オン・ザ・ロックス方式)とは違い、紅茶の温度変化がないので紅茶液が白く濁るクリームダウンが少なく、きれいな色のアイスティーを楽しむことができます。また、水出し紅茶は通常熱湯で抽出した紅茶よりもカフェインを抑えられるため、カフェインを気にする方にもおすすめです。熱湯で抽出した紅茶とは異なった味や香りも楽しむことができるのが特長です。早く抽出ができるように茶葉の細かいものを使用することが多い傾向があります。

■オン・ザ・ロックス方式との違いは?

オン・ザ・ロックス方式は、熱湯で淹れた紅茶を氷を入れて素早く冷ましてアイスティーにする方法です。水出し紅茶との違いは、熱湯で淹れた時の方が紅茶本来の渋みを感じることができます。これは紅茶の成分である「タンニン」が大きくかかわっています。茶葉によって渋みというのは異なってきますが、タンニンは温度が80度以上になると溶け出す性質のため、一度熱湯で淹れた後に氷で冷やすアイスティーには紅茶本来のコクや渋みを感じることができるのです。
⇒オン・ザ・ロックス方式の美味しい紅茶の淹れ方はこちら

■Cold Brew Tea(水出し紅茶)のメリット

こちらでは水出し紅茶のメリットを紹介していきます!

渋みが少ない!

水出し紅茶のメリットの1つ目は、紅茶本来の渋みを抑えることができることです。渋みの成分であるタンニンは温度が80度以上になると溶け出す性質です。水出しで行うことでこの渋み成分のタンニンを抑えることができます。

カフェインを抑えられる!

2つ目のメリットは、カフェインを抑えることができることです。カフェインもタンニンと同様、水出しで行うことでカフェインを半分程度に抑えることができます。ただし、カフェインが0になるわけではないので、カフェインを気にされる方はお気を付けください。

熱湯を使わないので安全!

熱湯で淹れるとやけどの恐れがありますが、水で作れるため、やけどの心配はありません!ひんやりとティータイムをお楽しみいただけます!

紅茶だから0カロリー!

紅茶は砂糖などを入れなければ0カロリーです!カロリーを気にされる方には嬉しいですね!

水に入れたら出来上がり!

お湯を沸かして、2~3分待って…という手間がありません。水とティーバッグを用意してもらえたら冷蔵庫に置いておくだけで出来上がります。紅茶を淹れるのが手間だなと思う方にはぴったりかもしれませんね!

■Cold Brew Tea(水出し紅茶)のデメリット

大変便利な水出し紅茶ですが、水出し紅茶ゆえのデメリットもあります。水出しが向いているか、オン・ザ・ロックス方式が向いているのか考える指針になればと思います。

抽出時間が長い…

水出しで抽出するため、どうしても時間がかかってしまいます。神戸紅茶では出来るだけ抽出に向いた細かい茶葉を使用しておりますが、紅茶の味わいがでるまでに少なくとも2~3時間と時間がかかってしまします。待つ時間もTeatimeと考えてもらえたらうれしいです。

できるだけ早めにお召し上がりください…

どうしても水で抽出するため、熱湯に比べて菌の繁殖が早い傾向があります。抽出後は24時間以内に飲み切っていただくことをおすすめします。

■神戸紅茶の「Cold Brew Tea(水出し紅茶)」とは?

神戸紅茶の「Cold Brew Tea(水出し紅茶)」は紅茶の味とそれぞれの香りが楽しめる爽やかな味わいに仕上げたフレーバードティーです。水出しのため、紅茶特有の渋みが苦手な人でもお楽しみいただけます。水にティーバッグを入れて2時間で抽出できる優れもの。夏のティータイムにいかがでしょうか?

■神戸紅茶の「Cold Brew Tea マンゴートロピカル」とは?


2023年Cold Brew Teaのニューフレーバーのマンゴートロピカル。セイロン-ディンブラ紅茶をベースにマンゴーやパッションフルーツなどの南国フルーツの香りをつけたフレーバードティー。甘酸っぱい爽やかな香りが口いっぱいに広がります。

Cold Brew Tea マンゴートロピカル