アールグレイとは?アールグレイって茶葉じゃない?!

2020年08月28日

『アールグレイ』は紅茶の中でも、フレーバードティーとして定番の紅茶ですよね!でもこの『アールグレイ』、実は茶葉の名前ではないのはご存知ですか?今日は『アールグレイ』について解説していきます。

■目次■

・アールグレイとは…?!

・紅茶『アールグレイ』の由来

・メーカーによって味が違う?!

・神戸紅茶のアールグレイの紹介

 

■アールグレイとは…?!

そもそもアールグレイは、茶葉にベルガモットの香りを付けたフレーバードティーを指します。でも他の紅茶と違って「ベルガモットティー」と呼ばないのか。それは、”ある人物”がこのベルガモットティーもとい、「アールグレイ」を愛飲していたことが説として挙げられています。ではその人物は一体誰なのか。探っていきます。

■紅茶『アールグレイ』の由来

アールグレイの歴史をたどってみます。アールグレイの由来は諸説ありますが、その一つの諸説として、1830年代、第二代グレイ伯爵が英国首相在任中(1830-34)、中国へ派遣した外交使節団の一員が偶然、中国の官吏の命を救います。その官吏はグレイ伯爵が救ってくれたことに対して、感謝の気持ちとして、魅惑的な香りのする紅茶とそのレシピを首相へ贈りました。グレイ伯爵はその紅茶を大層気に入り、おかかえの茶商にもらったレシピを元に紅茶を作らせ、さらにそのブレンドした紅茶に自分の名前を付けたそうです。そのレシピというのが、ベルガモットの香りのする紅茶だとか。
「アールグレイ」は、アール(伯爵)グレイ(固有名詞)で「グレイ伯爵」という意味なのです。こうしてフレーバードティーの「アールグレイ」が誕生したわけです。

■メーカーによって味が違う?!

グレイ伯爵のレシピがいわゆる「伝統的なレシピ」と言えますが、メーカーによっては味が全然異なるのもこの「アールグレイ」の特徴です。冒頭でも説明したように『アールグレイ』は茶葉の名前ではありません。ゆえに、使用される茶葉はメーカーによって異なります。また紅茶の味は、味覚・嗅覚で引き継がれます。ベルガモットが強く感じられるもの、ベルガモット以外の香料が含まれるものなどなど、メーカー独自のレシピによって、フレーバーに特徴を付けています。「アールグレイって苦手なんだよね」という方も、メーカーの工夫が凝らされたことを知れば、「ここのアールグレイなら飲めるかも!」と新発見につながるかもしれません。

■神戸紅茶の『アールグレイ』のご紹介

アールグレイはメーカーによって異なると説明しましたが、神戸紅茶でもそれぞれの特徴があります。アールグレイの商品を紹介させて頂きます。

ティーバッグ / リーフ

▼ティーバッグ

生紅茶 アールグレイ

中国紅茶、セイロン紅茶、インド紅茶の渋味の少ない茶葉をバランスよくブレンドした代表的なフレーバーティーです。抽出が早い細かい茶葉を使用しています。
生紅茶(きこうちゃ)は、酸素を通さないハイバリヤーの特殊なフィルム包装をして、脱酸素剤を封入した鮮度保持パックになっていますので、いつでも作りたての風味が味わえます。


THE COTTON No.5 アールグレイ

ディンブラとニルギリのブレンドに天然由来のベルガモットオイルを贅沢に使った、柔らかな味わいと上質な香りが際立つこだわりのブレンドです。ちょっとしたプレゼントにも最適です。

アールグレイオレンジリッチ

柑橘系のベルガモットをベースに、フレッシュなオレンジの香りを加えたフレーバードティーです。オレンジの果実感ある味わいをお楽しみください。


▼リーフ

KSL アールグレイ

渋味の少ない茶葉をバランスよくブレンドしましたアールグレイです。80gとたっぷり入っているためデイリー使いしたい方におすすめです。


NO.5 アールグレイ

柑橘系果実のベルガモットが香り立つ、伝統的な調合レシピを再現したブレンド。アールグレイは渋味が少なく、ベルガモットオイルで着香しているため、冷やしてもにごりが生じにくい特長があります。アイスティーにしても水色が美しく透き通ったままで、エキゾチックで爽やかな香りを楽しんでいただけます。

神戸紅茶のアールグレイもそれぞれ違いがあります。是非お試しください。

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